MV Lyric Tools
After EffectsでのMV制作をもっと効率よく、そしてスムーズに行いたいと思い、このスクリプトを開発しました。
MV Lyric Tools は、歌詞のフォーマットからセクションの位置調整、マーカー配置まで、複雑な初期設定を効率化するツールです。
手作業ですべて行うよりも大幅な時短を実現し、スムーズな編集をサポートします。
5つの基本機能
1️⃣ ① 歌詞読込 + 音声 → 全自動
- 歌詞ファイルと音声ファイルを読み込むだけで、自動的にセクション分けされたコンポジションを生成し、歌詞を配置します。
2️⃣ ② セクション位置合わせ
- 音声のマーカー位置に合わせて、各セクションの開始タイミングを自動調整します。
- セクションコンポジション内の音声も対応する位置に再配置され、調整がしやすくなります。
3️⃣ ③ 歌詞位置合わせ
- 各歌詞の表示タイミングを、マーカーに基づいて仮配置します。
- 最終的な調整は手動で行いますが、手作業よりも大幅に効率的に調整が可能です。
4️⃣ ④ 歌詞マーカーを後方に
- 全ての歌詞マーカーを均一な間隔で後方にずらし、タイミングの微調整を簡単に行える機能です。
5️⃣ ⑤ 歌詞マーカーを均等に
- 歌詞マーカーの間隔を均等に配置し、リズムに合わせた滑らかな動きを確保します。
歌詞のフォーマットについて
このツールを最大限に活用するために、フォーマットされた歌詞ファイルが必要です。
フォーマット作成には Lyric Converter をご利用ください。
▶️ Lyric Converter
Lyric Converterでは、簡単な操作で歌詞を適切な形式に変換でき、MV Lyric Toolsへのスムーズな読み込みをサポートします。
MV制作の時間を大幅に短縮し、手作業よりも効率的なタイミング調整を実現できるMV Lyric Tools
ぜひ体感してください。
MV Lyric Tools 説明書
MV Lyric Tools は、After Effects を使って歌詞の自動配置、マーカー同期、セクション管理を効率化するツールです。本ツールを活用することで、手作業では時間がかかる歌詞の配置やマーカーの調整を簡略化し、作業効率を大幅に向上させることができます。
🎯 基本機能の概要
1️⃣ ① 歌詞読込 + 音声 → 全自動
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歌詞ファイルと音声ファイルを読み込むと、セクションごとに自動でコンポジションが生成されます。
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各セクションは歌詞の内容に基づいて分割され、時間配分が行われます。
2️⃣ ② セクション位置合わせ Master_Timelineコンポジションで機能します
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マーカーの位置に合わせて、各セクションの開始タイミングを自動調整します。
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セクション内の音声も対応する位置に配置されるので、手動での調整が楽になります。
3️⃣ ③ 歌詞位置合わせ セクションコンポジション内で機能します
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歌詞の表示タイミングが、各マーカーの位置に仮配置されます。
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最終調整は手動で行う必要がありますが、作業のベースが整うため効率化が図れます。
4️⃣ ④ 歌詞マーカーを後方に
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全ての歌詞マーカーを均一な間隔で後方にずらします。
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間隔は0.5秒ごとに調整され、余白の確保や調整が楽になります。
5️⃣ ⑤ 歌詞マーカーを均等に
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全ての歌詞マーカーを均等な時間配分で並べ替えます。
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リズムに合わせたスムーズな動きをサポートします。
📝 使用手順
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After Effects を開き、MV Lyric Tools を実行します。
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"① 歌詞読込 + 音声 → 全自動" ボタンをクリックし、歌詞ファイルと音声ファイルを選択します。
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自動的にセクション分けされたコンポジションが生成されます。
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必要に応じて "② セクション位置合わせ" をクリックし、マーカーに沿って位置調整を行います。
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"③ 歌詞位置合わせ" をクリックし、仮配置された歌詞のタイミングを確認します。
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細かなズレは手動で微調整してください。
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マーカーの後方調整や均等配置を行いたい場合、"④" と "⑤" のボタンを利用してください。
🎯 推奨フォーマット
MV Lyric Tools は、特定のフォーマットで記述された歌詞ファイルを必要とします。
フォーマットの調整には、以下のリンク先にある Lyric Converter をご利用ください。
▶️ Lyric Converter
💡 ヒントと注意事項
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音声と歌詞の同期は仮配置が行われますが、最終調整は手動で行ってください。
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読み込むファイル名に日本語が含まれる場合、エラーが発生することがあります。できるだけ英語名で保存してください。
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同じマーカー名が存在する場合、正しく配置されないことがあります。各セクションは一意の名前を設定してください。
🔧 導入方法
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ダウンロードした MV_Lyric_Tools.jsx を準備してください。
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After Effects のインストール先フォルダを開きます。
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通常のパスは以下の通りです:
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Windows: C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects <バージョン>\Support Files\Scripts
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Mac: /Applications/Adobe After Effects <バージョン>/Scripts
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Scripts フォルダ内に MV_Lyric_Tools.jsx をコピーします。
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After Effects を起動し、ファイル > スクリプト > MV Lyric Tools を選択します。
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スクリプトパネルが立ち上がり、ツールが利用可能になります。
🔒 利用規約および注意事項
MV Lyric Tools をご利用いただきありがとうございます。本ツールをご利用になる前に、以下の注意事項と利用規約を必ずご確認ください。
✅ 利用許諾
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本ツールは、個人利用および商用利用において、無償で使用 できます。
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ダウンロードしたファイルを使用し、After Effects での効率的な編集をサポートします。
🚫 禁止事項
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改変しての再配布や販売
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ダウンロードした MV_Lyric_Tools.jsx の内容を改変し、第三者へ配布、もしくは販売する行為を禁止します。
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特に、内容の一部または全体を修正し、別ツールとして公開・販売することは認められません。
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無断転載やコピー
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ソースコードの無断転載、他のスクリプトや製品への組み込みは認められません。
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ライセンス表記の削除
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スクリプト内部に含まれるライセンス表記や著作権表示を削除、または改変することはできません。
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🔄 許諾される利用
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個人のMV制作や業務プロジェクトに使用することは問題ありません。
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映像作品の制作物に本ツールを活用し、収益化することも許可されています。
📌 著作権と責任
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本ツールの著作権は Sound Inspire に帰属します。
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使用中に発生した不具合やデータの損失については、開発者は一切の責任を負いません。
ダウンロードした時点で上記の内容に同意したものとみなします。
安心して制作に集中できる環境を提供するため、利用規約の順守をお願いします。