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「15分で完成!?」GPTs×SUNOで“即興ソング”を作ってみたら、驚きのクオリティだった話

更新日:7月27日


はじめに:歌作りは才能のある人のもの? と思ってた


「自分で曲を作るなんて無理」

そう思っていたのは、ほんの数ヶ月前のこと。


歌詞が書けない。メロディが浮かばない。楽器も弾けない。

――そんな自分が、たった15分で「それっぽい1曲」を完成させてしまった。


しかもその手段は、いま話題のAIツールたちを使ったもの。


今回の記事では、「GPTs×SUNO」の最短即興ソング制作にチャレンジした様子と、v4.5での進化ポイント、「完璧じゃなくていい」制作マインドを交えながら、リアルな制作体験を共有します。


AI時代の音楽制作って、こんなに手軽で、楽しくて、気持ちいいの?

少しでも気になった方は、ぜひ続きを読んでみてください。


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AI作詞から始める。「Addictive Simplest Lyrics Generator」で“こだわりの言葉”を紡ぐ


実はSUNO単体でも、ジャンルやテーマを入力すれば自動的に歌詞を生成してくれます。

それでも今回、あえてGPTs(Addictive Simplest Lyrics Generator)を使った理由があります。


それは、「もっと自由に、もっと感情を込めた歌詞を作りたかったから」。


SUNOの自動生成は優秀ですが、自由度や細やかなニュアンスに限界があります。

一方、GPTsはユーザーの想いや情景、言葉のテンポ感まで、柔軟に反映できるんです。


たとえば今回は:


キーワード:「夜風」「未来」「1人」


曲調:「ミドルテンポのシティポップ」


テーマ:「一人きりの帰り道と小さな希望」



というイメージをもとに、「少し寂しくて、でも前向きに終わる感じにして」とオーダー。


その結果、生まれたのはまるで人が書いたような情感ある歌詞でした。


「感情の芯から始める」。

それが、今回の“即興ソング”に魂を吹き込む一番大事なステップだったと実感しています。



キーワードなどを入力して実行します
キーワードなどを入力して実行します



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構成案を提案してくれます


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歌詞に 装飾を加えることも可能です。対話形式で必要な要素を追加

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ここで「米◯◯師風」の構成にしてみて などとちょっと遊んでみました。するとこんな感じで構成の特徴などと構成案を出してくれます。今回はこの案を採用してみました。ただし自己責任でお願いします。
ここで「米◯◯師風」の構成にしてみて などとちょっと遊んでみました。するとこんな感じで構成の特徴などと構成案を出してくれます。今回はこの案を採用してみました。ただし自己責任でお願いします。
できた歌詞をコード出力してくれるのでコピーしてSUNOに貼り付けます
できた歌詞をコード出力してくれるのでコピーしてSUNOに貼り付けます




SUNOで即作曲。「音源化まで10分」ってマジです


次に使ったのが、AI作曲プラットフォーム「SUNO」。


無料アカウントでも、月に50曲分までは試せるこのサービス。

テキスト(歌詞)を入れるだけで、AIが歌ってくれるんです。


先ほどの歌詞をそのままコピペし、ジャンルを「city pop」に設定。

あとは「Generate」を押すだけ。


そして、約1分後に完成した音源を再生してみてびっくり。


メロディに違和感なし


歌声も自然(v4.5以降、読み間違いが少なくなりました。ただ完全ではないので、フリガナ歌詞で対応しております。)


曲の構成まで“ちゃんとしてる”

「夜風に、未来がひとつぶ」というタイトルでしたが、最終的に「スカートの裾と星の匂い」に変わりました☺️
「夜風に、未来がひとつぶ」というタイトルでしたが、最終的に「スカートの裾と星の匂い」に変わりました☺️


特に感動したのが、リマスター&カバーモードの進化。

v4.5では歌声の質感やリバーブ感が格段に向上し、まるで誰かがスタジオで歌ってるかのようなリアルさでした。


これが「15分で完成」って、ちょっと信じられませんよね。





「うまく作る」より「まず出す」。完璧を手放した瞬間がいちばん自由だった


今回、最短即興制作を体験して思ったのは、「うまく作る必要なんてない」ということ。


完璧じゃなくても、人はちゃんと“気持ち”を受け取ってくれる


投稿して初めてフィードバックが得られる


繰り返すことで、自然とクオリティも上がる



実際、この曲をX(旧Twitter)に投稿してみたところ、バズには至らなかったものの、フォロワーの一部から「AIってここまでできるんだ」「自分も試してみたい」といったリアクションが少しずつ増えてきました。


注目された作品ではなくても、投稿することで自分の中に達成感が生まれ、次へのモチベーションになる。

この「反応を待たずに、まず出す」という軽やかさは、AI時代のクリエイターにとって大きな武器だと実感しています。



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Before/After:音楽との距離感が180度変わった


Before: 曲作りは特別な人だけのもの/ツールが難しそう/何から始めればいいか不明


After: 1時間で「歌詞→音源→MV」まで体験済/AIが導いてくれる安心感/何度でも作りたくなる“快感”



この体験で一番大きかったのは、「創作は自分にもできる」と心から思えたことです。




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まとめ:創作の一歩目は「軽くていい」


完璧を目指さない


とりあえずAIに任せてみる


SNSに投稿してみる



この3ステップを繰り返すだけで、いつの間にか「作品を出す」習慣が身についてきます。


「AIクリエイター時代の楽しみ方」、ぜひあなたも体験してみてください。


 
 
 

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