「15分で完成!?」GPTs×SUNOで“即興ソング”を作ってみたら、驚きのクオリティだった話
- Kimio 九奏
- 6月2日
- 読了時間: 4分
更新日:7月27日
はじめに:歌作りは才能のある人のもの? と思ってた
「自分で曲を作るなんて無理」
そう思っていたのは、ほんの数ヶ月前のこと。
歌詞が書けない。メロディが浮かばない。楽器も弾けない。
――そんな自分が、たった15分で「それっぽい1曲」を完成させてしまった。
しかもその手段は、いま話題のAIツールたちを使ったもの。
今回の記事では、「GPTs×SUNO」の最短即興ソング制作にチャレンジした様子と、v4.5での進化ポイント、「完璧じゃなくていい」制作マインドを交えながら、リアルな制作体験を共有します。
AI時代の音楽制作って、こんなに手軽で、楽しくて、気持ちいいの?
少しでも気になった方は、ぜひ続きを読んでみてください。

---
AI作詞から始める。「Addictive Simplest Lyrics Generator」で“こだわりの言葉”を紡ぐ
実はSUNO単体でも、ジャンルやテーマを入力すれば自動的に歌詞を生成してくれます。
それでも今回、あえてGPTs(Addictive Simplest Lyrics Generator)を使った理由があります。
それは、「もっと自由に、もっと感情を込めた歌詞を作りたかったから」。
SUNOの自動生成は優秀ですが、自由度や細やかなニュアンスに限界があります。
一方、GPTsはユーザーの想いや情景、言葉のテンポ感まで、柔軟に反映できるんです。
たとえば今回は:
キーワード:「夜風」「未来」「1人」
曲調:「ミドルテンポのシティポップ」
テーマ:「一人きりの帰り道と小さな希望」
というイメージをもとに、「少し寂しくて、でも前向きに終わる感じにして」とオーダー。
その結果、生まれたのはまるで人が書いたような情感ある歌詞でした。
「感情の芯から始める」。
それが、今回の“即興ソング”に魂を吹き込む一番大事なステップだったと実感しています。


構成案を提案してくれます

歌詞に 装飾を加えることも可能です。対話形式で必要な要素を追加
---


SUNOで即作曲。「音源化まで10分」ってマジです
次に使ったのが、AI作曲プラットフォーム「SUNO」。
無料アカウントでも、月に50曲分までは試せるこのサービス。
テキスト(歌詞)を入れるだけで、AIが歌ってくれるんです。
先ほどの歌詞をそのままコピペし、ジャンルを「city pop」に設定。
あとは「Generate」を押すだけ。
そして、約1分後に完成した音源を再生してみてびっくり。
メロディに違和感なし
歌声も自然(v4.5以降、読み間違いが少なくなりました。ただ完全ではないので、フリガナ歌詞で対応しております。)
曲の構成まで“ちゃんとしてる”

特に感動したのが、リマスター&カバーモードの進化。
v4.5では歌声の質感やリバーブ感が格段に向上し、まるで誰かがスタジオで歌ってるかのようなリアルさでした。
これが「15分で完成」って、ちょっと信じられませんよね。
「うまく作る」より「まず出す」。完璧を手放した瞬間がいちばん自由だった
今回、最短即興制作を体験して思ったのは、「うまく作る必要なんてない」ということ。
完璧じゃなくても、人はちゃんと“気持ち”を受け取ってくれる
投稿して初めてフィードバックが得られる
繰り返すことで、自然とクオリティも上がる
実際、この曲をX(旧Twitter)に投稿してみたところ、バズには至らなかったものの、フォロワーの一部から「AIってここまでできるんだ」「自分も試してみたい」といったリアクションが少しずつ増えてきました。
注目された作品ではなくても、投稿することで自分の中に達成感が生まれ、次へのモチベーションになる。
この「反応を待たずに、まず出す」という軽やかさは、AI時代のクリエイターにとって大きな武器だと実感しています。
---
Before/After:音楽との距離感が180度変わった
Before: 曲作りは特別な人だけのもの/ツールが難しそう/何から始めればいいか不明
After: 1時間で「歌詞→音源→MV」まで体験済/AIが導いてくれる安心感/何度でも作りたくなる“快感”
この体験で一番大きかったのは、「創作は自分にもできる」と心から思えたことです。
---
まとめ:創作の一歩目は「軽くていい」
完璧を目指さない
とりあえずAIに任せてみる
SNSに投稿してみる
この3ステップを繰り返すだけで、いつの間にか「作品を出す」習慣が身についてきます。
「AIクリエイター時代の楽しみ方」、ぜひあなたも体験してみてください。
Comments