AIと作る曲を、1日で5回作り直した。どこを変えると、曲はいちばん変わるのか
AIに作詞・作曲を任せていると、「なんか違う」と感じたときに、どこを直せばいいのか迷います。
Sound Inspireでは、Claude Codeに作詞・作曲をさせ、ACE Studio(AIの歌声合成ソフト)で仮歌を作っています。2026年10月10日、同じテーマの曲を3時間で5回作り直しました。その5つの版を並べると、直す場所によって、曲の変わり方がまったく違いました。
この記事の要点
調とテンポだけ暗くしても、歌詞が明るいままだと、決意の言葉が暗い伴奏の上で浮く
作り直す前に「どの軸を変えるか」(視点・小さな変化・時間・感情・密度)を選ぶと、別の曲になる
いちばん曲を変えたのは、最初の条件確認で「アーティスト:なし」と答えていたのを直したこと
4回の作り直しで、変えた層が違った
作り直し | 変えた層 | 起きたこと |
1回目 | 音(調・テンポ感) | 歌詞の決意と伴奏がぶつかった |
2回目 | 言葉(歌詞) | 伴奏となじんだが、フックが弱くなった |
3回目 | 視点(誰が歌うか) | 言葉ごと入れ替わり、別の曲になった |
4回目 | 前提(アーティスト) | 舞台・言葉・テンポ・音の数まで全部変わった |
下の層ほど、変わる範囲が広くなります。4回目では、歌メロの音の数も480から336まで減りました。
AIは、最初の答えを疑わない
4回目のきっかけは、「このアーティストの設定で作っていますか?」という僕の一言でした。AIの答えは「いいえ」。最初の条件確認で、僕自身がアーティストを「なし」と答えていたからです。
作り直しを何度頼んでも、最初の前提はそのまま残ります。それ以来、作り直す前に「どの層を変えるか」を先に言い、作り直しが続いたら最初の条件を読み返すことにしています。
5つの版の聴き比べ(仮歌の音源つき)と、歌詞の書き換えの表、作り直しの軸の5案は、noteにまとめています。
※2026年10月10日の制作記録と、その日のClaude Codeとの会話をもとにしています。



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