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キーフレームが少なくても大丈夫!loopOutでMVアニメを繰り返し再生

MV(ミュージックビデオ)制作で「キャラクターのダンスをずっと繰り返したい」「背景の波をエンドレスで動かしたい」と思ったことはありませんか?そんなときに便利なのが、After Effectsの「loopOut」エクスプレッションです。

今回は、loopOutを使ってアニメーションを自動で無限ループさせる方法を、初心者向けにわかりやすく解説します!

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「loopOut」エクスプレッションって何?

「loopOut」は、設定したキーフレームの動きを自動的に繰り返すエクスプレッションです。手作業で何度もキーフレームをコピー&ペーストしなくても、一度作った動きをずっとループ再生できます。


基本の書き方

loopOut("cycle")

·         意味: キーフレームで作った動きを、終わりからまた最初に戻って繰り返す(サイクルループ)


使い方の手順

1.       繰り返したい動きをキーフレームで作る例:キャラクターの手を上下させる、背景の波を上下させるなど

2.      動きを付けたプロパティにエクスプレッションを追加Alt(Option)+クリックでエクスプレッション入力欄を表示し、loopOut("cycle")と入力

3.      再生してみよう!キーフレームで作った動きが、コンポジションの最後まで自動でループします。


どんなシーンで使える?

·         キャラクターのダンスや手振りなど、繰り返し動作

·         波や雲など、背景の自然なループアニメーション

·         小物やエフェクトの点滅・回転など、リズム感のある演出

·         MVのイントロやアウトロで“終わらない世界観”を表現


ちょっとした応用

·         「cycle」以外にも「pingpong」や「offset」などのモードがある例:loopOut("pingpong")なら、往復する動きに!

·         キーフレームの数や間隔を工夫すると、ループのテンポや雰囲気が変わる

·         「time」や「wiggle」と組み合わせて、ループしながら揺れる動きも可能!


まとめ

「loopOut」エクスプレッションを使えば、キーフレームを最小限に抑えつつ、自然でなめらかなループアニメーションが簡単に作れます。MVのキャラクターや背景に取り入れるだけで、映像が一気にリズミカルで楽しくなりますよ!

ぜひ、あなたのMVにも「loopOut」を活用して、映像をもっと魅力的に動かしてみてください。


次回は、レイヤー同士を連動させるエクスプレッションの使い方を紹介します!お楽しみに!

 
 
 

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