キーフレームが少なくても大丈夫!loopOutでMVアニメを繰り返し再生
- Kimio 九奏

- 5月18日
- 読了時間: 2分
MV(ミュージックビデオ)制作で「キャラクターのダンスをずっと繰り返したい」「背景の波をエンドレスで動かしたい」と思ったことはありませんか?そんなときに便利なのが、After Effectsの「loopOut」エクスプレッションです。
今回は、loopOutを使ってアニメーションを自動で無限ループさせる方法を、初心者向けにわかりやすく解説します!

「loopOut」エクスプレッションって何?
「loopOut」は、設定したキーフレームの動きを自動的に繰り返すエクスプレッションです。手作業で何度もキーフレームをコピー&ペーストしなくても、一度作った動きをずっとループ再生できます。
基本の書き方
loopOut("cycle")
· 意味: キーフレームで作った動きを、終わりからまた最初に戻って繰り返す(サイクルループ)
使い方の手順
1. 繰り返したい動きをキーフレームで作る例:キャラクターの手を上下させる、背景の波を上下させるなど
2. 動きを付けたプロパティにエクスプレッションを追加Alt(Option)+クリックでエクスプレッション入力欄を表示し、loopOut("cycle")と入力
3. 再生してみよう!キーフレームで作った動きが、コンポジションの最後まで自動でループします。
どんなシーンで使える?
· キャラクターのダンスや手振りなど、繰り返し動作
· 波や雲など、背景の自然なループアニメーション
· 小物やエフェクトの点滅・回転など、リズム感のある演出
· MVのイントロやアウトロで“終わらない世界観”を表現
ちょっとした応用
· 「cycle」以外にも「pingpong」や「offset」などのモードがある例:loopOut("pingpong")なら、往復する動きに!
· キーフレームの数や間隔を工夫すると、ループのテンポや雰囲気が変わる
· 「time」や「wiggle」と組み合わせて、ループしながら揺れる動きも可能!
まとめ
「loopOut」エクスプレッションを使えば、キーフレームを最小限に抑えつつ、自然でなめらかなループアニメーションが簡単に作れます。MVのキャラクターや背景に取り入れるだけで、映像が一気にリズミカルで楽しくなりますよ!
ぜひ、あなたのMVにも「loopOut」を活用して、映像をもっと魅力的に動かしてみてください。
次回は、レイヤー同士を連動させるエクスプレッションの使い方を紹介します!お楽しみに!



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