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初心者でもできる!After Effects『time』エクスプレッションで自動回転&ループアニメーション

MV(ミュージックビデオ)に「ずっと回り続ける歯車」や「止まらない背景の流れ」を入れてみたいと思ったことはありませんか?そんなときに便利なのが、After Effectsの「time」エクスプレッションです。

今回は、timeエクスプレッションを使ってオブジェクトを自動で回転・移動させる方法を、初心者向けにわかりやすく解説します!

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「time」エクスプレッションって何?

「time」は、コンポジションの再生時間(秒)を自動で取得できるエクスプレッションです。これを使うことで、時間経過に合わせてオブジェクトを自動で動かすことができます。


基本の書き方

例1:回転を自動化する場合

time * 50

·         意味: 1秒ごとに50度ずつ回転する(回転プロパティに入力)

例2:横方向に自動で移動させる場合

[value[0] + time*100, value[1]]

·         意味: X方向に1秒ごとに100ピクセルずつ右に動く(位置プロパティに入力)


使い方の手順

1.       回転させたいレイヤーを選択歯車や背景、キャラクターなど、動きを付けたいレイヤーを選びます。

2.      「回転」または「位置」プロパティにエクスプレッションを追加Alt(Option)+クリックでエクスプレッション入力欄を表示し、上記の式を入力します。

3.      再生してみよう!オブジェクトが自動で回転・移動し続けるアニメーションが完成します。


どんなシーンで使える?

·         歯車やレコード盤などをグルグル回す

·         雲や背景をゆっくり流す

·         キャラクターの小道具やエフェクトを止まらず動かす

·         イントロやアウトロで“永遠に続く”印象を演出


ちょっとした応用

·         回転速度を変えたいときは「の数値」を調整例:time180なら1秒で180度、time*10ならゆっくり回転

·         移動方向を変えたいときは、X(value)とY(value)の数値を入れ替える

·         wiggleと組み合わせれば、回転しながら揺れる動きも可能!


まとめ

「time」エクスプレッションを使えば、キーフレームなしで“ずっと動き続ける”アニメーションが簡単に作れます。MVの背景や小物に取り入れるだけで、映像が一気にリズミカルで楽しくなりますよ!

ぜひ、あなたのMVにも「time」の魔法をかけて、映像をもっと生き生きと動かしてみてください。


次回は、「loopOut」エクスプレッションでアニメーションを無限ループさせる方法を紹介します!お楽しみに!

 
 
 

1 comentario


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05 jul

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