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初心者でもできる!After Effectsの「wiggle」エクスプレッションでMVにライブ感をプラス

iMV(ミュージックビデオ)を作っていると、「もっと映像に動きや臨場感がほしい!」と感じることはありませんか?そんなときに大活躍するのが、After Effectsの**「wiggle」エクスプレッション**です。今回は、wiggleを使ってカメラや背景を“自然に揺らす”方法を、初心者にもわかりやすく解説します!

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そもそも「wiggle」って何?

After Effectsのエクスプレッション「wiggle」は、“自動でランダムな揺れ”を加えるための魔法のような機能です。

例えば、カメラやオブジェクトの位置や回転にwiggleを使うと、手作業でキーフレームを打たなくても、自然なブレや動きを簡単に作り出せます。


基本の書き方

wiggle(頻度, 振れ幅)

·         頻度:1秒間に何回揺れるか(例:2なら1秒に2回)

·         振れ幅:どれくらい大きく揺れるか(例:30なら最大30ピクセル動く)


具体的な使い方


1. カメラや背景レイヤーを選択

MVの盛り上がるサビやイントロなど、動きを付けたいレイヤー(カメラや背景など)を選びます。


2. 「位置」プロパティにエクスプレッションを追加

·         レイヤーの「位置」プロパティをAlt(Option)+クリックすると、エクスプレッション入力欄が出ます。

·         そこに、例えばこう入力します:

wiggle(2,30)

3. 再生してみよう!

すると、1秒間に2回、最大30ピクセルの範囲でランダムに揺れる動きが自動でつきます。


どんなシーンで使える?

·         楽曲の盛り上がりやサビで背景を揺らして、躍動感を出す

·         カメラにwiggleをかけて、手持ちカメラ風のライブ感を演出

·         キャラクターやイラストにwiggleをかけて、動きに“生っぽさ”をプラス

·         爆発や衝撃シーンで画面全体を激しく揺らす


ちょっとしたコツ

·         wiggle(1,10) なら、ゆっくり小さく揺れる→“さりげない動き”に最適

·         wiggle(5,100) なら、激しく素早く揺れる→“衝撃や激しい盛り上がり”にピッタリ

·         キーフレームと組み合わせて、特定のタイミングだけwiggleをかけるのもおすすめ


まとめ

「wiggle」は、初心者でも一瞬で映像にライブ感や臨場感を加えられる超便利なエクスプレッションです。MVの“ここぞ!”というシーンで使えば、映像がグッとプロっぽく、音楽と一体感のある仕上がりになります。

ぜひ、あなたのMVにも「wiggle」を取り入れて、映像をもっと楽しく、魅力的に動かしてみてください!


次回は「time」エクスプレッションで、回転やループアニメーションを自動化する方法を紹介します!お楽しみに!

 
 
 

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