top of page

ACE Studioのビブラートは、数字で指定したとおりに歌うのか? CLI 0.18.7で13本を測った

12 時間前
読了時間: 2分

ACE Studio(AIの歌声合成ソフト)は、2.1.9からAIが操作に使うコマンド(CLI)で、音程のカーブとビブラートを書き込めるようになりました。

Sound Inspireでは、Claude Codeに作詞・作曲をさせ、ACE Studioで仮歌を作っています。2026年11月4日、AIに「あ」の伸ばし音を13本作らせ、ビブラートの速さ・深さ・形を数字で指定して、書き出した歌の音程を測りました。

この記事の要点

  • 速さは指定どおりだった。5・6・7 Hzの指定に対して、実測は5.02・6.01・6.94 Hz

  • 深さは振幅1.0で片側およそ46セント(100セント=半音)。10月に画面で描いて測った値と一致した

  • ビブラートの「入りと抜け」の形を決める4つの数字(attack・release)は、指定しても値が変わらなかった。エラーも出ない

指定した線と、実際の音程

ACEが声に渡した線と、書き出した歌の音程は、ほぼ重なりました。ずれは2〜10セントです。

指定

速さ(実測)

深さ・片側(実測)

6 Hz・振幅0.5

5.97 Hz

24 セント

6 Hz・振幅1(既定)

6.01 Hz

46 セント

6 Hz・振幅2

6.01 Hz

90 セント

7 Hz・振幅1

6.94 Hz

40 セント

歌うと渡した線より1割ほど浅くなり、速いほど浅くなりました。聴いてみると、かけすぎると不自然になります。数字どおりに揺れるぶん、程度の調整がキモです。

何もしないAIは、少し上ずっていた

AIに任せたままの音は、4秒の間ずっと約19セント高く歌っていました。モジュレーション(音程の揺れを縮める道具)を0にすると、ほぼ正しい高さに戻ります。

なお、測ったのはボイス1種(緋惺)、音の高さ1つ(D4)、各条件1回ずつです。

効かなかった4つの数字の確かめ方、しゃくりや語尾の落としの聴き比べ(音源つき)は、noteにまとめています。

※2026年11月4日の検証(ACE Studio 2.1.9、acestudio-cli 0.18.7、ボイス 緋惺 Verse 2.7)と、その日のClaude Codeとの会話をもとにしています。

 
 
 

コメント


bottom of page