MVの最初と最後を、同じ景色にした。AIに「物語の道筋」を先に組ませたら変わったこと
AIで作るミュージックビデオ(MV)は、言いたいことを1文に決めても、まだ単調になることがありました。
主人公が最初から答えを知っていて、4分間ずっと同じ顔をしている。それでは「変化」が伝わりません。
Sound Inspireでは、MVの制作を自作の管理アプリで進めています。この記事では、画を作る前に「主人公がどう落ちて、どう立ち上がるか」を組む工程を足した話と、同じ曲で作り直して分かったことをまとめます。
この記事の要点
主人公が「普通の毎日 → 絶望 → 立ち上がる → また日常へ」と進む道筋を、画を作る前にファイルへ書かせ、欠けていれば先へ進めないようにした
同じ曲で比べると、最初と最後の景色が別の場所(部屋 → 朝の道)から、同じ点検ブースになった
絶望は「暗い画」ではなく1:49の出来事になり、立ち上がるきっかけの紙は2分以上前から映るようになった
きっかけは、歌詞を物語から作るアプリ
もともと、人の体験から短編小説を書き、その物語から歌詞を作る自作アプリを育ててきました。
ところが振り返ると、歌詞は物語から作る仕組みがあるのに、MVは歌詞だけから作っていました。物語 → 歌詞 → MV と流れるはずが、MVの所で物語が抜け落ちていたのです。
最初と最後が、同じ景色になった

前のMVは、明け方の部屋で始まり、雨上がりの朝の道で終わります。場所ごと変わるので、人が変わったのか景色が変わったのか見分けがつきません。
作り直したMVは、同じ点検ブースで始まり、同じ点検ブースで終わります。机も窓も同じで、違うのは人の動きだけです。
絶望をどう「出来事」にしたか、検査で見つかった穴、変わらなかったことは、noteにまとめています。
※数字は2026年10月時点、1曲だけで比べた結果です。



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