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初心者でもできる!After Effectsで音に合わせて動くMVアニメーションを作ろう

初心者でもできる!After Effectsで音に合わせて動くMVアニメーションを作ろう


MV(ミュージックビデオ)を作っていると、「音楽に合わせて映像を動かしたい!」と思うことはありませんか?After Effectsには、音に合わせてアニメーションを自動化できる便利な機能がいくつもあります。今回は、初心者でも簡単にできる「オーディオスペクトラム」と「エクスプレッション」を使った音連動アニメーションの作り方を紹介します!


1. オーディオスペクトラムで音に反応する波形を作る

オーディオスペクトラムは、音楽の波形を自動で可視化してくれるエフェクトです。MVの背景や演出に加えると、音楽と映像が一体化してとてもカッコよくなります。


基本の手順

1.       新規平面レイヤーを作成

2.      エフェクトから「オーディオスペクトラム」を適用

3.      「オーディオレイヤー」で使用する音楽レイヤーを指定

4.      開始点・終了点や色・太さなどを調整して好みの波形に

5.       極座標エフェクトやマスクを使えば、波形を円形や自由な形にアレンジも可能[1][2][3]


応用例

·         色や太さ、周波数バンドを調整してオリジナルのビジュアライザーを作成

·         極座標エフェクトで波形を円形にして、レコード盤やリング状の演出に


2. 音に合わせて素材を動かす(スケールや位置の連動)

音楽の盛り上がりに合わせて、イラストや図形の大きさ・動きを連動させることもできます。


基本の手順

1.       音素材レイヤーを右クリック→「キーフレーム補助」→「オーディオをキーフレームに変換」

2.      新しくできた「オーディオ振幅」レイヤーの「スライダー」にピックウイップでエクスプレッションをリンク

3.      例えばスケールにリンクすれば、音に合わせて大きさが自動で変化する[1]

// スケールプロパティの例temp = thisComp.layer("オーディオ振幅").effect("両方のチャンネル")("スライダー");[temp, temp]

·         値が大きすぎたり小さすぎたりする場合は、linearメソッドや加算・乗算で調整できます。


3. どんなシーンで使える?

·         サビやビートに合わせて背景やキャラクターが動く演出

·         歌詞やエフェクトが音楽に合わせて出現・拡大・点滅

·         MV全体を音楽とシンクロさせて一体感をアップ


まとめ

After Effectsの「オーディオスペクトラム」や「オーディオをキーフレームに変換」とエクスプレッションを使えば、音楽と映像がぴったり連動したMVアニメーションが初心者でも簡単に作れます。まずは基本から試して、あなたのMVをもっと楽しく、印象的に仕上げてみてください!


次回は、タイムリマップとエクスプレッションを使った素材や動画のループアニメーションの作り方を紹介します!お楽しみに!


 
 
 

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