初心者でもできる!After Effectsで音に合わせて動くMVアニメーションを作ろう
- 喜美雄 山本
- 1 日前
- 読了時間: 3分
初心者でもできる!After Effectsで音に合わせて動くMVアニメーションを作ろう
MV(ミュージックビデオ)を作っていると、「音楽に合わせて映像を動かしたい!」と思うことはありませんか?After Effectsには、音に合わせてアニメーションを自動化できる便利な機能がいくつもあります。今回は、初心者でも簡単にできる「オーディオスペクトラム」と「エクスプレッション」を使った音連動アニメーションの作り方を紹介します!
1. オーディオスペクトラムで音に反応する波形を作る
オーディオスペクトラムは、音楽の波形を自動で可視化してくれるエフェクトです。MVの背景や演出に加えると、音楽と映像が一体化してとてもカッコよくなります。
基本の手順
1. 新規平面レイヤーを作成
2. エフェクトから「オーディオスペクトラム」を適用
3. 「オーディオレイヤー」で使用する音楽レイヤーを指定
4. 開始点・終了点や色・太さなどを調整して好みの波形に
応用例
· 色や太さ、周波数バンドを調整してオリジナルのビジュアライザーを作成
· 極座標エフェクトで波形を円形にして、レコード盤やリング状の演出に
2. 音に合わせて素材を動かす(スケールや位置の連動)
音楽の盛り上がりに合わせて、イラストや図形の大きさ・動きを連動させることもできます。
基本の手順
1. 音素材レイヤーを右クリック→「キーフレーム補助」→「オーディオをキーフレームに変換」
2. 新しくできた「オーディオ振幅」レイヤーの「スライダー」にピックウイップでエクスプレッションをリンク
3. 例えばスケールにリンクすれば、音に合わせて大きさが自動で変化する[1]
// スケールプロパティの例temp = thisComp.layer("オーディオ振幅").effect("両方のチャンネル")("スライダー");[temp, temp]
· 値が大きすぎたり小さすぎたりする場合は、linearメソッドや加算・乗算で調整できます。
3. どんなシーンで使える?
· サビやビートに合わせて背景やキャラクターが動く演出
· 歌詞やエフェクトが音楽に合わせて出現・拡大・点滅
· MV全体を音楽とシンクロさせて一体感をアップ
まとめ
After Effectsの「オーディオスペクトラム」や「オーディオをキーフレームに変換」とエクスプレッションを使えば、音楽と映像がぴったり連動したMVアニメーションが初心者でも簡単に作れます。まずは基本から試して、あなたのMVをもっと楽しく、印象的に仕上げてみてください!
次回は、タイムリマップとエクスプレッションを使った素材や動画のループアニメーションの作り方を紹介します!お楽しみに!
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