速いVerseからゆったりしたサビへ。つなぎが唐突に聞こえる原因と、減速型のPre-Chorus
16分音符で速く語るVerseから、ゆったりしたサビへ。その対比は曲の魅力ですが、つなぎ目が「急に遅くなった」と唐突に聞こえることがあります。
Sound Inspireでは、Claude Codeに作詞・作曲をさせ、ACE Studio(AIの歌声合成ソフト)で仮歌を作っています。2026年10月17日、9匁の曲『合鍵一本分』で、このつなぎ目を直しました。
この記事の要点
テンポを76 BPMから120 BPMに上げた版で、Pre-Chorusの最後からサビへの速さの落差が1.7倍から3.4倍に開き、1か所に集まっていた
Pre-Chorusを「減速型」にした。前半2行はVerseの速さのまま、後半2行は同じ旋律を2倍に伸ばし、最後は属七(G7)で止める
速さが3段で下がるようになり、つなぎが滑らかになった。この形は、曲作りの手順にも組み込んだ
1秒あたりの歌の音の数
歌のMIDIから、区間ごとに1秒あたりの音の数を数えました。
区間 | v1(76 BPM) | v2(120 BPM) | v3(120 BPM、減速型のPre) |
Verse 1 | 2.7 | 4.3 | 4.3 |
Pre 前半 | 1.9 | 3.0 | 3.0 |
Pre 後半 | 1.9 | 3.0 | 1.5 |
サビ | 1.1 | 0.9 | 0.9 |
Pre の最後 → サビの落差 | 1.7倍 | 3.4倍 | 1.7倍 |
速さの差そのものより、差が1か所に集まっていたことが、唐突さの正体でした。
歌詞は変えず、Preを4小節から6小節に
減速型のPreでは、歌詞を一文字も変えていません。後半2行を2小節ずつに伸ばし、コードも2小節ずつにしただけです。その後の曲作りでは、Verseとサビの体感速度が2倍以上違うと、AIが企画の段階で減速型のPreを勧めるようにしています。
v1〜v3の聴き比べ(仮歌の音源つき)と、減速型のPreの表は、noteにまとめています。
※2026年10月17日の制作記録と、その日のClaude Codeとの会話をもとにしています。音の数は、記事を書くにあたって歌のMIDIから数え直した値です。




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